新築投資用マンションを新卒で購入した不動産の怖い話

お世話になります。
京都マンション.JPの堂後です。
本日、マンション売却査定の件で
築2年の投資用マンションを売りたいという
お客様とお話をしました。
お客様の年齢はまだ20代と若く、
新卒の時に同時に新築マンションを買ったそうです。
まだ社会に出て間もない若者に
2000万円近い物件をノンバンクのフルローンで
買わせる不動産屋(ちなみに上場企業)がいるので
そりゃ不動産業界は怖いと言われても仕方ないです。
聞けば、もう既に他社で専属専任媒介契約を締結した直後とのこと。
では、なぜ査定依頼を出したのかというと
その不動産営業マンが言ってることが正しいのか
不安になって確認のために依頼したそう。
不動産ネットワークのレインズを確認したら、
やはり売却査定依頼の前日に他社から販売されてました。
その不動産会社は中古マンション売買では有名な会社で
価格は相場並みなので
3か月あれば売れるのではないかとお客様にお伝えしました。
しかし、その価格で売却するにあたり、
その元付業者の営業マンに相場の300万円引きなら
今すぐ買いたい購入客がいると言われ、
電話で2時間説得され、
怖くなって一旦電話を切ったそうです。
で、不安になってその営業マンの言ってることが正しいのか確認のため、
弊社に再度査定依頼を出されたという経緯です。
もう既に専属契約されてるので
私がお手伝いできることはないかもしれませんが、
今すぐ急がないと売れないなどと、
考える隙を与えず思考を停止させて
安く自社で買い叩こうという魂胆が見え見えです。
このお客様は新築で購入する時も
同様に営業マンに言いくるめられて買わされたようなので
新卒社員をカモにするこの販売手法は
世間的に不動産業界のイメージを悪くするだけです。
この方にはまた不安になったらいつでも連絡くださいとお伝えしました。
無事早期売却できることを願うばかりです。