【マンション売却】3.売却のタイミング・相場の調べ方・売却のコツ・交渉の仕方

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マンション売却のタイミング

住み替えなどでマンションを売却する時に、
誰もが「できるだけ高く売りたい」と思うもの。

中古マンションは売却するタイミングによって、
想像以上に高値で売れたり、
逆に思っていたような価格での買い手が見つからなかったりします。

マンションを売るタイミングを上手に見極める方法と、
高く売るために意識したいポイントをチェックしておきましょう。

1.マンションを売却するタイミングの見極め方

中古マンションを売却するタイミングを見極めるポイントは大きく分けて2つ。

1つは築年数、もう1つは繁忙期です。

1-1.築30年を超える前に売却するのがおすすめ

都会のマンション

当たり前のことだと思われるかもしれませんが、
築年数の浅いマンションのほうが価値が高く、
より高値で売れる傾向にあります。

なかでも首都圏のマンションは、
築年数が30年を超えるとリセールバリューが下がってしまい、
途端に高値がつかなくなってしまうのです。

そのため、将来的に売却することを視野に入れているのであれば、
築30年を超える前に売却したほうがいいと言えます。

1-2.マンション売買の繁忙期は2~3月

マンションの売却価格は、1年の中でも時期によって状況が変動します。 

一般的な引っ越しシーズンは2~3月だと言われていますが、
これはマンション売買においても同様で、
新生活が始まる4月を目前にしたこの時期がいわゆる「繁忙期」です。

取引件数が多い時期は、
市場に出回っている物件数に対して購入希望者が多くいる状況。

つまり、値引き交渉をされる可能性が低く、
1年の中でも特に高く売れる可能性が高い時期だと言えるのです。

2.マンション相場の調べ方

マンションを売却する際には不動産会社に査定を依頼しますが、
最終的な売却金額は自身で決めることになります。
その際に知っておきたいのが中古マンションの取引相場です。

マンションの売却金額の相場の調べ方は、大きく分けて2種類あります。
1.レインズ・マーケット・インフォメーションで調べる。
2.土地総合情報システムで調べる。
どちらも一般の人が利用できる便利なシステムなので、
上手に活用したいところです。

2-1.レインズ・マーケット・インフォメーションで調べる

「レインズ・マーケット・インフォメーション」とは、
過去の不動産取引の一部を一般の人向けに公開しているインターネット上のサイトです。

不動産会社はマンションの売り出し状況・成約情報を
「レインズ」と呼ばれるネットワーク上に登録しますが、
これを閲覧できるのは不動産会社のみです。

一方、レインズ・マーケット・インフォメーションは
一般の人でも閲覧が可能。
所有するマンションと近いエリア・築年数・間取り・設備のマンションが、
どれくらいの価格で取引されたかを見ることができます。

2-2.土地総合情報システムで調べる

国土交通省が運営している「土地総合情報システム」では、
「不動産取引価格情報検索」を利用することで、
同じエリアにある中古マンションの取引価格を検索できます。

「土地総合情報システム」は
主に地価公示(毎年国が公示する1月1日時点での地価)をはじめとした、
土地の価値を閲覧できるサイトです。

この情報を活用することで、
自身のマンションの条件(築年数・最寄り駅など)に近い物件が、
どれくらいの価格で取引されたのかを参照できるのです。

売主はもちろんですが、
マンションの購入を希望する側も「相場」に
気を配りながら物件を探します。
相場観を正しく把握しておくことで、スムーズな価格交渉が可能になります。

3.マンションを希望条件で売却するコツ

不動産査定

希望に近い価格でマンションを売却するために
押さえておきたいポイントは、
「マンション売却を専門とする業者に依頼すること」、
そして「複数の不動産会社に査定を依頼すること」の2つです。

街の不動産会社が取り扱う分野は、
主に「賃貸」「売買」「管理」に分かれており、
業者によって得意分野が異なります。

「マンション売買」を専門に取り扱っている業者であれば、
査定結果について詳しく説明してもらえるだけでなく、
スムーズに売却を進めるためのアドバイスもしてもらえます。

弊社は京都市のマンション売買専門の不動産会社です。
下記よりお気軽にご相談ください。

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また、売却前の査定は
必ず複数の不動産会社に依頼する、ということも大切です。

マンションの査定基準は業者によって異なり、
既存顧客の規模や不動産会社の営業力によっても
査定金額に差がでることも珍しくありません。

不動産会社に依頼してからすべてが完了するまで
3~6ヶ月ほどかかると言われています。

不動産会社とは長い付き合いになるということも念頭に置きつつ、
査定金額の高さだけでなく、
売却以外のサポートの厚さも合わせて比較するようにしましょう。

4.購入者希望者との交渉時のポイント

マンション売主と買主の価格交渉

売主ができるだけ高く売りたいと考えているのと同様、
買主はできるだけ安くマンションを手に入れたいと考えています。

そのため契約前に価格の値下げ交渉を持ちかけられることは珍しくありません。

購入希望者から価格交渉を持ちかけられた時に意識したいのは、
自身が売却する最低ラインを決めておくことと、
仲介に入る不動産会社の意見も聞くことです。

いくら高値で売りたいからといって、
価格交渉すべてにNOと言っていては、
いつまでも買い手がつかない可能性も考えられます。

遅くともいつまでに売りたいのか、
最低でもどれくらいの価格で売りたいのか、
自身の中に目標ラインを定めておき、
そこまでの間で購入希望者と折り合いをつけるようにしましょう。

また、提示された価格で売却するかどうか悩んだ時は、
仲介に入る不動産会社に話を聞くことをおすすめします。

その購入希望者を断っても買い手がつく可能性はあるのか、
あるいは目の前のチャンスを逃すと売りそびれる可能性が高いのか、
市場の動きなどを考慮してアドバイスをもらえます。

最終的に売却するかどうか決定するのは売主自身ですが、
専門的な意見も聞きながら判断するようにしましょう。

まとめ

マンションを売却する際、
多くの人が誰に相談したらいいのか・
どうやって金額を決めたらいいのか・
できるだけ高く売るにはどうしたらいいのかといった悩みに直面します。

不動産取引事例の情報サイトや、
マンション売却専門の不動産会社の力も借りながら、
後悔のないマンション売却を実現しましょう。

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